寝不足が脳の毒素を溜め込む?認知症リスクを跳ね上げる睡眠の真実

寝不足が脳の毒素を溜め込む?認知症リスクを跳ね上げる睡眠の真実

寝不足が脳の毒素を溜め込む?認知症リスクを跳ね上げる睡眠の真実の真相について、専門知識を詳しくお届けします。

グリンファティック系が適切に機能しない場合に最も深刻な影響を受けるのが、アルツハイマー病の主な原因とされるタンパク質「アミロイドβ」の蓄積だ。健全な睡眠が取れていれば毎夜きれいに除去されるアミロイドβは、寝不足によって脳内に留まり続け、やがて凝集して神経細胞を死滅させていく。

恐ろしいのは、アミロイドβの蓄積自体がさらに睡眠の質を悪化させるという悪循環を生む点だ。PubMed等に掲載された最新の研究論文でも、脳内に蓄積した異常タンパク質が深い睡眠を司る脳領域を損なうことが実証されている。一度この負のスパイラルに陥ると、自力で抜け出すのは極めて困難となる。

橋本 菜々子
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橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。