かつて大胆な露出や濃厚な濡れ場を経験した芸能人たちのその後のキャリアは、見事な二極化を見せています。
宮沢りえ氏は一時的な休養や激痩せ報道といった過酷な時期を乗り越え、演劇界の最高峰である読売演劇大賞や日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を幾度も受賞し、「日本を代表する名女優」としての地位を不動のものにしました。また、NHK連続テレビ小説のヒロインを務めた後に映画で激しい濡れ場を演じた複数の実力派女優たちも、その演技力を高く評価され、現在も映画賞の常連として重宝されています。
一方で、アイドルグループ卒業直後に話題作りのためだけに過激なグラビアやVシネマへ進出したタレントの中には、その後の役柄が固定化され、芸能界からの引退を余儀なくされたケースも散見されます。成功の分水嶺は、露出そのものが「作品のテーマ性や登場人物の感情表現に不可欠であったか」、それとも「単なる消費財としての露出だったか」という点にあります。