MacBookシリーズやMagic Keyboardで「F7キーを押してもカタカナにならない」最大の理由は、macOSの工場出荷時設定において、最上段のキー列に「特殊機能(メディアコントロールキー)」が最優先で割り当てられているからです。
MacのF7キーには「巻き戻し/前のトラックに戻る」アイコンが刻印されており、キーを単体で押すと文字変換ではなくメディア再生の制御信号がOSに送られます。この仕様を知らないままF7をタイプすると、カタカナ変換が実行されないばかりか、音楽アプリが誤作動を起こしたりテキストがそのまま確定されたりしてしまいます。
デフォルト状態のMacでF7によるカタカナ変換を行うには、キーボード左下にある「Fnキー(または地球儀キー)」を押しながら「F7」を押す必要があります。しかし、小指でFnキーを押さえつつ右手を大きく伸ばしてF7を叩く「2系統の同時押し」は、人間工学的にも指の移動距離が長すぎ、タイピングの集中力を途切れさせる原因となります。