野口製麺所の暖簾をくぐる来訪者の約7割が注文するのが、武蔵野うどんの代名詞とも言える「肉汁うどん」です。熱々のつけ汁には、旨味の強い豚バラ肉と長ネギ、油揚げがたっぷりと泳ぎ、豚肉の上質な脂が芳醇な鰹出汁に溶け出して重厚なコクを生み出しています。冷水でキリッと締められた冷たい麺をこの熱いつけ汁に浸して頬張ると、温度差のコントラストとともに小麦の風味が爆発的に広がります。
定番以外のラインナップも見逃せません。出汁の旨味をダイレクトに味わえる「かけうどん」や、シンプルに麺のコシを堪能できる「もりうどん」「ぶっかけうどん」は、日常的に通う常連客から根強い支持を集めています。また、カウンター横に並ぶセルフスタイルの天ぷらは、ちくわ天、春菊天、かき揚げなど季節の食材がカラッと揚げられており、1個あたり100円〜150円前後という庶民的な価格設定も嬉しいポイントです。