インターネット上のコミュニティやSNSでは、劇中ラストで別れた2人の関係について様々な憶測や都市伝説が飛び交っています。「シータとパズーは二度と会えなかった」「悲惨な結末を迎えた」といった噂が存在しますが、これらは完全な誤解です。
徳間書店から刊行された『小説 天空の城ラピュタ(後編)』(宮崎駿・亀岡修 著)の公式テキストには、映画のラストシーン以降のシータ パズー その後が明確に記述されています。
巨大な飛行石を抱いた巨大樹が天空高くへと去った後、パズーとシータはタイガーモス号の乗組員であるドーラ一家と空中で別れ、パズーの故郷であるスラッグ渓谷へと一度戻りました。その後、シータは本来の故郷である山深いゴンドアの谷へと帰郷しています。
小説版のエピローグでは、パズーが自作の小型飛行機「オーニソプター」を完成させる夢に向かって炭鉱の街で前向きに働き続け、シータへ宛てて書いた手紙の文面が紹介されています。手紙には、近いうちに完成した飛行機に乗ってゴンドアの谷へシータを訪ねに行くという約束が記されており、2人は手紙を交わしながら互いの人生をしっかりと歩み続けています。