世界最高峰のメジャーリーグ(MLB)では、日本以上にドラスティックな延長改革が断行されました。MLBでは2026年の短縮シーズンを機に、レギュラーシーズンの延長戦において「無死二塁」から開始するタイブレーク制度(通称:ゴーストランナー/自動走者)を試験導入し、現在では労使協定により恒久ルール化されています。
この施策と投球間隔を制限する「ピッチクロック」の導入により、MLBの試合時間は劇的に短縮され、延長戦が13回や14回までもつれ込むケースは激減しました。ほとんどの試合が10回または11回でスピーディーに決着するよう設計されています。
ただし、伝統と威厳を重んじるポストシーズン(ワイルドカードシリーズ、地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズ、ワールドシリーズ)ではタイブレークは一切適用されません。走者なしの通常ルールで、どちらかが勝ち越すまで完全無制限で戦い抜きます。