香りはつけ方ひとつで、周囲に与える印象が180度変わります。特に濃度の高いパルファンやオードパルファムは「点」で置くように控えめにまとうのが鉄則です。
◆ 体温で上品に香らせるおすすめの場所
香りは下から上へと立ち上る性質があります。上品にさりげなく香らせたいなら、ウエストライン、内太もも、ひざの裏、足首といった下半身につけるのが賢い選択です。歩くたびにほのかな残り香が漂い、周囲に強い刺激を与えません。手首や首筋につける場合は、鼻に直接届きやすいためごく少量にとどめましょう。
◆ やってはいけないNG習慣と正しいマナー
香水をつけた手首同士を強くこすり合わせる行為は避けましょう。摩擦熱によって繊細なトップノートの香気分子が壊れ、本来のグラデーションが損なわれてしまいます。つけた後はこすらず、自然に肌へ馴染ませるのが正解です。
また、食事の席(特に繊細な出汁やワインを楽しむ和食やフレンチ)や病院、密閉されたオフィス空間では、香りの強さに細心の配慮を払うのが大人のエチケット。香りは自分だけでなく、空間を共有する他者への思いやりでもあります。