パン食べ放題を120%満喫するには、現場でのちょっとした立ち回りが勝敗を分ける。冷えたパンを何個も食べるより、熱々の焼き立てを数個いただく方が舌の記憶に深く刻まれる。
第一の裏ワザは「ベルの音とスタッフの声に耳を澄ますこと」だ。オーブンからトレイが取り出されると、スタッフが「焼き立てパンが焼き上がりました」とフロアに声をかける。この瞬間こそ席を立つ合図だ。
第二に、混雑するピーク時間帯(ランチなら12時前後、ディナーなら19時頃)をあえて狙う戦術。回転が速い時間帯ほどオーブンの稼働頻度が高まり、常に熱々のパンがトレイに補充され続ける。
第三に、パスタの注文時に「パンを先に取りに行って良いか」を確認し、パスタが届く前の胃袋が一番フレッシュな状態で名物の焼き立てパンを2〜3種類味わっておくことだ。満腹感に邪魔されず、小麦本来の旨味を純粋に堪能できる。