ムダ毛処理にまつわる都市伝説や、よかれと思って行っている間違ったケアについて客観的なファクトで検証します。
誤解1:「毛を剃ると前より濃く太くなる」
医学的根拠のない完全な俗説です。毛は先端に向かって細くなっているため、途中で剃断されると断面の太い部分が皮膚表面に残ります。それが伸びてくることで視覚的に「太くなった」と錯覚するに過ぎません。毛根の数や毛母細胞の太さそのものがシェービングで変化することはありません。
誤解2:「乾いた肌にサッと当てるだけなら手軽で傷まない」
これは最も皮膚にダメージを与える行為です。水分や潤滑剤のない乾いた皮膚に刃を滑らせると、毛が引っ張られて毛根周囲に炎症を起こすだけでなく、角質層を直に剥ぎ取ってしまいます。時間がない場合でも、必ずボディ用電気シェーバーを用いるか、ホットタオル等で水分を与えてから処理してください。
誤解3:「スクラブ洗顔やピーリングを剃った直後に使えば毛穴が綺麗になる」
強い刺激の重ね掛けは厳禁です。シェービング自体が一種のピーリング(角質除去)作用を持つため、その直後に研磨剤入りのスクラブを使用すると過剰な炎症を引き起こし、色素沈着や赤ら顔ならぬ「赤ら足」の原因になります。角質ケアを行う場合は、剃毛の2〜3日前、または剃毛後数日経って肌が落ち着いてから行いましょう。