初心者がセルフで長さ出しを行う場合、作業中に材料が流れて形が崩れないものを選ぶことが鉄則です。ここでは再現性の高い3つの代表的な手順を具体的に解説します。
1. ポリジェル長さ出しやり方(デュアルフォーム法)
チューブから出した高粘度ジェルをデュアルフォームの内側に伸ばし、爪に密着させてLEDライトで硬化させる手法です。
まず自爪のサンディングと油分除去を済ませ、ベースジェルを塗布・硬化しておきます。次に自爪の横幅に完全にフィットするサイズのデュアルフォームを選び、内側に適量のポリジェルを出します。専用ブラシにエタノールまたはスリップソリューションを適量含ませてジェルを均等な厚みに広げ、根元から45度の角度で自爪へ空気が入らないように密着させます。はみ出たジェルをブラシで拭き取ってからLEDライトで60秒硬化させ、フォームを左右に軽く揺らしながら外せば、表面が滑らかな美フォルムが完成します。
2. ネイルチップを使ったジェル固定法(フルカバーチップ)
爪全体を覆う薄型の専用チップを、粘度の高いベースジェルやパーツ用ジェルで固定する方法です。ネイルチップグルー固定は素早く装着できる反面、衝撃でポロリと外れやすいため、持続性を求めるならジェル硬化固定が圧倒的に有利です。
自爪のプレパレーション後、チップ裏面の接着部分をスポンジファイルで軽く削って密着力を高めます。チップの内側にクリアジェルを適量乗せ、自爪のキューティクルラインから爪先に向けて気泡を逃がしながら貼り合わせ、ハンディライトで仮硬化した後に本硬化を行います。
3. ジェルスカセルフ手順(ネイルフォーム装着のコツ)
自爪の先端に紙製のネイルフォームを差し込み、ハードジェルやビルダージェルで爪を伸長させる手法です。
最も重要なのはネイルフォームの使い方です。フォームの中心線と自爪のセンターラインを正確に合わせ、自爪のフリーエッジ(先端)の下へ隙間なく差し込みます。隙間があるとジェルが裏側に漏れて段差の原因になります。フォームの上にベースとなるジェルを薄く伸ばして仮硬化させ、次に強度を担保するためのハイポイントを作りながら再度硬化します。フォームを外した後は、エメリーボードやファイルでサイドラインと長さをシャープに整えます。