健康や体型維持に関心の高い層からマトンが熱狂的に支持されている最大の理由は、卓越したダイエット効果と豊富な栄養素にあります。
特に注目すべきは、細胞内のミトコンドリアへ脂肪酸を運び、エネルギーとしての燃焼を促す必須アミノ酸化合物「L-カルニチン」です。マトンに含まれるカルニチンの量は肉類の中でも圧倒的で、牛肉の約3倍、豚肉の約9倍、鶏肉の数十倍に達します。しかも、年齢を重ねた羊肉ほどカルニチン含有量が増加するため、ラムよりもマトンのほうが格段に豊富です。
さらに、羊の脂の融点(溶ける温度)は約42〜44度と、人間の体温(約36〜37度)よりもかなり高いため、食べた脂が体内で吸収されにくく体外へ排出されやすいという利点もあります。高タンパク・低糖質・豊富なヘム鉄とビタミンB群まで兼ね備えたマトンは、まさに理想的なヘルシーミートです。