アイルランドとイギリスの違いとは?歴史・通貨・国境問題を徹底解説

アイルランドとイギリスの違いとは?歴史・通貨・国境問題を徹底解説

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アイルランド島が南北に分断された根底には、12世紀に始まったイングランドによる植民地支配の歴史があります。17世紀、イギリス王室はアイルランド北東部のアルスター地方に、プロテスタントのスコットランド人やイングランド人を大規模に入植させました(アルスター植民)。これにより、先住のカトリック系住民と、入植者であるプロテスタント系住民の間に深い断絶が生まれます。

19世紀中盤には「ジャガイモ飢饉」が発生し、イギリス政府の失政も重なって100万人以上が餓死、100万人以上が国外移住を余儀なくされました。この悲劇が独立運動の決定的な引き金となります。そして1916年のイースター蜂起を経て、1919年に勃発したアイルランド独立戦争へと発展しました。

泥沼の戦闘の末、1921年に調印された英愛条約によってアイルランド南部は「アイルランド自由国」として実質的な独立を果たします。しかし、プロテスタント系住民が多数派を占めていた北東部6県(北アイルランド)はイギリスへの残留を選択しました。このとき引かれた境界線が、現在の国境の原型となっています。

佐藤 大輔
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佐藤 大輔

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