池田家が数ある武家の中でも突出して名門とされる最大の理由は、日本史を動かした最高権力者たちと縦横無尽に結ばれた「驚異の家系図」にあります。
織田信長との乳兄弟関係に始まり、豊臣秀吉の養子(池田長吉など)や親族関係、そして徳川家康の実娘・督姫の輿入れ。これにより、池田家の血統には徳川将軍家の直系遺伝子が色濃く組み込まれることになりました。さらに、江戸時代を通じて前田家、伊達家、島津家といった全国の有力大名家や、京都の五摂家(公家最高位)とも幾重にも及ぶ婚姻関係を結びました。
そして近代から現代にかけて、その血脈はついに天皇家へと結びつきます。昭和27年(1952年)、岡山池田家の第16代当主・池田隆政氏のもとへ、昭和天皇の第四皇女・順宮厚子内親王(池田厚子氏)が降嫁されたのです。
戦国・織田政権、江戸・徳川幕府、そして近現代の皇族まで、一貫して日本の頂点と絆を結び続けた家系は、日本全国を見渡しても池田家を置いて他にはほとんど例がありません。