相模原の麺文化の面白さは、世代を超えた化学反応にもある。昭和の香りを色濃く残す中華料理店や、長年愛されてきたガッツリ系ラーメンの老舗は、今なお常連客で満席だ。手際よく振られる中華鍋の音と、威勢の良い掛け声が店内を満たしている。
一方で、SNSを駆使して限定メニューを発信する20代の若手店主たちも負けていない。低温調理されたチャーシュー、自家製のヴィーガン対応麺、さらにはスパイスを巧みに組み合わせたエスニック風味のスープなど、従来の枠組みにとらわれない自由な発想で挑戦を続けている。この新旧の切磋琢磨が、街全体のレベルを底上げしているのだ。