畳枠の「ヘリ(縁)」がない琉球畳やカラー和紙畳の流行は、2026年現在もさらに進化を遂げている。特に人気を集めているのが、正方形の半畳畳を縦横交互に90度向きを変えて敷き詰める「市松敷き(いちまつじき)」だ。
光の反射角の違いによって、一色の畳であってもまるで2色を交互に並べたかのような美しいチェッカー柄が浮かび上がる。これにより、従来の重厚な和室から一転、北欧家具やミッドセンチュリーなインテリアとも調和する洗練されたリビング空間が誕生する。和風の湿気調整機能を残しつつ、現代的なデザイン性を両立させたい住宅オーナーにとって、市松敷きは今や第一選択肢となっている。