事件が起きたのは、2011年の初夏のことでした。当時、東日本大震災直後の節電ムードもあり、NHKのスタジオ内も例年以上に室温が高めに設定されていた時期です。朝の情報番組『あさイチ』の生放送中、司会を務めていた有働アナのシルク混の薄いライムグリーン系の衣装に、くっきりと大きな汗ジミが浮き出てしまいました。
スタジオの強い照明を浴びながら進行を続けるうちに、汗ジミは徐々に拡大。高精細なハイビジョン映像を通して、両脇の汗は全国のお茶の間にそのまま映し出されることになります。制作現場には緊張が走り、視聴者からもリアルタイムで多数のメッセージが寄せられる事態へと発展しました。