岡山を語る上で絶対に外せないのが、漆黒のソースが目を引く「えびめし」と、濃厚なデミグラスソースをふんだんにかけた「デミカツ丼」だ。以前なら市電に乗り換えて表町方面へ向かうのが定番だったが、今はさんすて岡山内の店舗で本格派の味が楽しめる。
サクサクの衣を纏った豚カツに、各店秘伝のデミソースが絡み合う瞬間はまさに至福。キャベツの千切りが敷かれた丼を一気に頬張ると、コク深い甘みと肉汁の旨味が口いっぱいに広がる。一方で、香ばしい特製ソースで炒められたえびめしは、見た目のインパクトとは裏腹にマイルドな味わいで、錦糸卵との相性が抜群だ。新幹線の発車時刻まであと20分というタイミングでも、この満足度が得られるのは駅直結ゾーンならではの強みと言える。