土木工学(Civil Engineering)やインフラ開発の分野では、日本語の「橋梁(きょうりょう)」に相当する厳密な構造分類や専門用語が飛び交います。ビジネス文書や技術レポートで目にする主要な専門用語を整理します。
学術・産業分野における「橋梁工学」はbridge engineering、「橋梁構造物」はbridges and structuresと表記されます。構造形式ごとの主な専門用語は以下の通りです。
水平に架けた桁(けた)で荷重を支える最も基本的な「桁橋」はgirder bridge(ビーム橋ならbeam bridge)、三角形の骨組みを組み合わせた「トラス橋」はtruss bridgeと呼ばれます。半円状のアーチで荷重を逃がす「アーチ橋」はarch bridge、主塔から斜めに張ったケーブルで橋桁を直接吊る「斜張橋」はcable-stayed bridgeと表現されます。
設計や保全の現場では、橋の土台となる「橋台」をabutment、「橋脚」をpier、橋がまたがる支間距離をspanと呼ぶなど、構造部材ごとに固有の技術用語が確立されています。