女子のトーナメントも男子に負けず劣らずの波乱が起きている。長年ベスト4を守り続けてきた伝統校に対し、ノーシードから勝ち上がってきた新鋭校が超攻撃的バレーで真っ向から挑みかかった。
新鋭校の持ち味は、とにかく早い展開のトス回しだ。レシーブが多少乱れても、セッターはバックトスを多用し、コートの幅を広げた展開で相手ブロックを翻弄。伝統校の強みである高いブロック壁を一枚も完成させないスピード感で加点を重ねていった。
伝統校側も粘り強いディグ(スパイクレシーブ)で応戦し、ラリー戦に持ち込もうとしたが、新鋭校の勢いを最後まで削ぐことはできなかった。コンビネーションの精度とリスクを恐れない強気の打球が、歴史ある壁を打ち破る原動力となった。