SNSのタイムラインを開けば、毎日のように新しいクリエイターが生み出すキャラクターたちがタイムラインを彩っている。激しい言論バトルや殺伐としたニュースが飛び交うタイムラインにおいて、それらのイラストはまるで「オアシス」のような役割を果たしている。以前なら過剰な熱量で語られていた「応援」という概念が、現代では肩の力を抜いた「ゆるい肯定」へと姿を変えたのだ。
「必死に頑張れ」と背中を叩くのではなく、「生きてるだけで満点」と微笑みかける。この微妙な温度感の変化こそが、Z世代からシニア層に至るまで幅広い支持を集める最大の理由だ。SNS上でのシェア数は年々増加の一途をたどり、イラスト入りのメッセージカードをデジタルで贈り合うカルチャーが完全に根付いている。