『およげ!たいやきくん』のヒットばかりが強調されがちですが、子門真人は1970年代から80年代の日本アニメ・特撮ソング界を牽引した名実ともにトップクラスのボーカリストでした。
その名を決定づけたのが、1971年に放送を開始した特撮ドラマ『仮面ライダー』のオープニングテーマ『レッツゴー!! ライダーキック』(藤浩一、藤岡弘名義などの変遷あり)です。力強く伸びやかなハイトーンボイスと魂を揺さぶるシャウトは、変身ヒーローブームの象徴として世代を超えて愛されました。
さらに、『科学忍者隊ガッチャマン』の『ガッチャマンの歌』をはじめ、『勇者ライディーン』『キャプテンフューチャー』『スターウルフ』、そして『ひらけ!ポンキッキ』のもう一つの名曲『ホネホネロック』など、数多のアニソン代表曲を世に送り出しました。ソウルフルで芯の太い歌唱表現は、現代のクリエイターやアーティストたちにも計り知れない影響を与え続けています。