中村俊介を語る上で欠かせないのが、内田康夫原作のサスペンス金字塔『浅見光彦シリーズ』です。2003年の第15作から2018年の第39作まで、16年間にわたり2代目・浅見光彦役を熱演しました。この作品によって、全国の視聴者には「誠実・爽やか・育ちの良い好青年」という強固なパブリックイメージが定着しました。
劇中の浅見光彦もまた、数々の美女と出会いながらも決して特定の女性と結ばれることのない“永遠の独身貴族”です。役柄とプライベートの重なりがファンの親近感を呼び、バラエティで見せる「こじらせぶり」との絶妙なギャップが、近年の彼の大きな魅力として再評価される要因になっています。