借り手や買い手が契約時に被害に遭わないためには、心理的瑕疵物件を見抜くための観察眼が欠かせない。一般的な不動産ポータルサイトで「定期借家契約」「リフォーム済み(一部のみ更新)」「相場より極端に安い家賃」といった条件が重なっている場合、警戒が必要だ。
また、現地内見の際には共有部の雰囲気や特定の部屋だけエアコンや床が新調されていないかを確認することが重要だ。不動産業界のプロでも見落としがちな微細な変色や異臭、隣人へのさりげないヒアリングなど、実地でのチェックがトラブル回避の決定打となる。疑問を感じたら、重要事項説明の段階で「過去にこの部屋および建物内で事件や死亡事故はありましたか」とハッキリ質問し、その回答を書面に残してもらうことが自衛策となる。