女子プロテストの受験資格は、当該年度4月1日時点で満17歳以上の女子(JGAハンディキャップ5.0以下相当等の基準を満たす者)と規定されています。かつては高校卒業年度の秋以降でなければ受験できませんでしたが、規定改定により高校在学中の現役生(高3世代)がプロテストを受験し、同年度中にツアーデビューを目指すルートが開かれました。
一方で、挑戦に伴う費用面での負担は極めて過酷です。受験料(エントリーフィー)だけで第1次予選から最終プロテストまで進んだ場合、合計で約20万〜30万円超を要します。さらに見逃せないのが付随する諸経費です。
- 指定練習ラウンド・宿泊交通費:各ステージ前に会場となるコースへ複数回通い、キャディ付きで練習ラウンドを実施(1回あたり数万円×回数)。遠征費を含めると1シーズンで100万円以上。
- コーチング・トレーナー・ギア代:プロコーチの帯同フィ、スイング分析、クラブフィッティング、トレーニングジム代などで年間150万〜300万円。
- 年間総活動費:アマチュア資格を保持しながらプロテスト合格を目指す場合、年間で300万〜500万円規模の自己資金が必要となるケースが一般的です。
スポンサーや所属契約を獲得できている一握りの有望選手を除き、多くの選手は両親や家族の全面的な経済的支援、あるいはクラウドファンディングやミニツアーでの賞金に頼らざるを得ないのが実態です。