情報発信の場はテレビからデジタルプラットフォームへと広がっている。YouTubeチャンネルやABEMAのオリジナル番組、さらにはTVerの見逃し配信などで見せる彼女の姿は、以前にも増して自然体だ。トランスジェンダーとしてのアイデンティティや、年齢を重ねるにつれて変化した結婚観について、飾らない言葉で率直に語る機会が増えている。
「昔はただ愛されたくて必死だったけれど、今は相手の幸せを一番に考えられるようになった」。そう語る表情は実に穏やかだ。社会の多様性に対する理解が進む中で、形にとらわれない新しい絆を築こうとする姿勢は、同世代の女性やセクシュアルマイノリティの当事者たちに大きな勇気を与えている。