かつてはプレーンやカマンベール入りが主流だったが、現在の売り場はさながら「味の実験場」だ。スモーク、ブラックペッパー、アーモンドといった酒の肴系はもちろん、トリュフ香るリッチ系、さらにはアンチョビガーリックやワサビ風味まで、メーカー各社が鎬を削っている。
単に味を変えるだけにとどまらない。鉄分や葉酸、ビタミンDを強化した機能性表示食品タイプも増えており、健康ターゲット層ごとに細分化された商品ラインナップが構築されている。気分や目的に応じて毎日違うフレーバーを選ぶ楽しさ。この「コレクション欲」をそそる演出も、リピーターを離さない仕掛けの一つだ。