ネット上で広く親しまれている「中国式産み分けカレンダー」は、約700年ほど前の古代中国王朝の宮廷で王族の跡継ぎを生み分けるために編み出された統計図が起源とされています。清の時代の陵墓から発掘された記録とも伝えられ、アジア圏を中心に長年語り継がれてきました。
このカレンダーの最大の特徴は、一般的な西暦(太陽暦)と満年齢ではなく、旧暦(太陰太陽暦)と数え年を用いてマトリクス表を照合する点にあります。数え年は生まれた年を1歳とし、元日を迎えるごとに1歳を加算するため、現代の満年齢とは1〜2歳のズレが生じます。現在では、誕生日と受胎日を入力するだけで自動的に旧暦換算を行う「数え年旧暦計算ツール」や「中国式産み分けカレンダー自動計算」サイトが多数存在し、手軽に占える環境が整っています。
ここで多くの人がつまずくのが、正確な受胎日排卵日計算方法です。妊娠週数は「最終月経の開始日」を0週0日とカウントしますが、実際に受精が成立する受胎日は排卵期(通常は2週0日前後)にあたります。月経周期が不順な場合や排卵日が特定できていない場合、計算の基点がズレて結果が正反対になるケースも少なくありません。カレンダーを用いる際は、基礎体温グラフや産婦人科の初期超音波検査で算出された推定排卵日を基準に設定するのが通例です。