ブラックナイトの物語は、オランダの有名ブリーダーであるフェリー・ズールモンド(Ferry Zuurmond)氏のファームから始まった。従来のレオパは黄色やオレンジ、黒の斑点が組み合わさった斑紋パターンが基本であり、黒い色素(メラニン)をここまで増幅させた個体は存在しなかった。
長年にわたる選別交配(ラインブリーディング)の末に固定されたこの血統は、まさに人工的な進化の結晶と言える。現在マーケットに流通しているすべての血統は、彼が創出させたオリジナルのラインに遡る。漆黒のボディは単なる偶然の産物ではなく、ブリーダーの途方もない時間と妥協のない選別作業が生み出した芸術作品なのだ。