「今日の俺、卒論の進捗がゼロすぎてマジでシャバい」「週末のフェス、雨降るからって日和ってキャンセルするのシャバすぎない?」——。今、若者の会話で日常的に飛び交う「シャバい」は、かつて昭和の不良たちが使っていたような殺伐とした威圧感とはまったく無縁だ。
再燃の引き金となったのは、ショート動画プラットフォームでのバズ動画や、人気VTuber・配信者たちのアクの強いトークスタイルだ。かつてのヤンキーカルチャーを知らないデジタルネイティブ世代にとって、この「ちょっと古風でイカツい響き」は逆に新しく、どこか滑稽でポップなエンタメ表現として映ったのである。