もう一つの混乱の種は、昭和から令和にかけて全国のショッピングモールやゲームセンターに設置されてきた「キッズ向けエレメカ機」や「子供用メダルゲーム」の存在だ。
「アンパンマンのメダルゲームで遊んだ記憶がある」という体験談は事実である。ボタンを押してルーレットを回したり、メダルを投入して駄菓子やカードが出てきたりする子供向け遊戯機は多数存在する。しかし、これらは風適法に基づく「パチンコ・パチスロ(ギャンブル性を伴う遊技機)」とは根本的に異なる。遊戯施設で子供たちが楽しむメダル機と、大人の金銭が動くパチンコホール。この二つの境界線が、記憶の混同やネットの噂によって曖昧にすり替わってしまったのだ。