忍術学園における用具委員会は、一見すると日々の校内備品の管理や修繕を担当する地味な部署に思えるかもしれない。しかし、委員長を務める食満留三郎の手にかかれば、その現場は一変する。壊れた用具を直す卓越した手先の手腕と、修繕道具すら即座に武器へと転用する圧倒的な現場判断力。それこそが彼の真骨頂だ。
戦場で見せる威風堂々とした立ち振る舞いは、下級生たちにとって何よりも心強い防壁となっている。戦うことが大好きと自認する血気広大さの裏側には、傷ついた仲間を誰よりも気遣う強い責任感が息づく。無骨な言動の端々に滲み出る包容力が、ファンを長年惹きつけてやまない理由だ。