多くの人が抱く「息子は芸能界入りしたのか」という疑問に対し、答えは明確だ。松岡然氏は、テレビカメラの前に立つタレントや俳優としての道は選んでいない。恵まれた容姿や両親のネームバリューを看板に掲げる安易な二世ビジネスとは、はっきりと一線を画している。
彼が身を置くのは、ライブハウスやクラブカルチャーを中心とした音楽・クリエイティブの制作現場や裏方の世界だ。アーティストのサポートやイベント制作、アパレルの流通に携わるなど、自らの手と足を動かして現場を支える職人気質な働き方を貫いている。親の七光りを借りず、カルチャーの最前線で泥臭く生きるその姿勢に、周囲のクリエイターからの信頼も厚い。