1998年、矢沢さんが35億円の詐欺被害に遭った際に、マリアさんが精神的に支え続けた。この事件は、矢沢永吉さんの人生で最も困難な局面のひとつだった。「(34億円詐欺)事件のおかげで今の自分がある。本当は金が欲しかったわけじゃないと分かった。俺には音楽があると思えることが幸せなんです」とマリアさんのおかげで立ち直ることができたと矢沢さんは語っている。
傍で支えるだけでなく、夫の本質を言葉で照らし出す。それがマリアさんという女性の在り方だった。派手なドラマはない。でも、その静かな強さが矢沢永吉というアーティストを何度も救ってきた。