「鑑賞するための美術品」ではなく、「毎日使われるための道具」。伊藤聡信の作陶思想の根底には、常に生活者の視点が存在します。
どんなに美しい器であっても、重すぎたり、洗いにくかったりしては食卓にのぼりません。彼の作る皿や鉢は、手に取ったときの収まりの良さ、口当たりの滑らかさ、高台の高さに至るまで精緻に計算されています。
- 和食にも洋食にも馴染む汎用性: 煮物や和え物はもちろん、パスタやサラダ、フレンチのエッセンスが入った料理まで、盛り付けるジャンルを選びません。
- 料理を引き立てる余白: 繊細な絵付けが施されていながらも、中央に料理を盛った際に美しく映える配置が追求されています。
- 重ねやすさと収納性: 日常使いを考慮し、棚に収納する際のおさまりの良さも考慮されています。