1995年、中野大輔は「日本表現派」に初出品を果たした。以来、彼は毎年作品を発表し続けている。公募展やグループ展を通じて自らの技術を研鑽し、絵画に対する姿勢を深めていった。
日本表現派における彼の活動は、伝統技法の継承者としてだけでなく、新たな表現の探求者としての歩みでもあった。時代の流行に流されることなく、己の目で見つめた自然の真実を画布に叩きつける。その一貫した態度は、多くの若手日本画家にとっても大きな刺激となっている。
「自然を描くのではない。自然が持つ生命そのものを、絵の具という物質を通して画面上に立ち出させるのだ。」