地方自治体が抱える人口減少という課題に対して、鶴田町はイベントを通じた「関係人口の創出」で答えを出そうとしている。奇抜とも言えるツル多光頭会の取組から、歴史ある自然環境を活かした橋まつりまで、共通しているのは「自分たちの資源をいかに面白く、誇りを持って発信するか」という視点だ。
一過性の観光誘致に終わらせず、イベントをきっかけに何度も足を運んでもらうための仕掛けづくりが続けられている。住民自らが楽しみ、外部からの来訪者を温かく迎え入れる気風が、鶴田町のイベントに唯一無二の温もりを与えている。津軽の風土と人々の笑顔に出会える場所として、鶴田町はこれからも独自の存在感を放ち続けるだろう。