炊飯器で軟飯を調理する際、「通常炊飯モード」と「おかゆモード」のどちらを選択すべきか迷うケースは少なくありません。両者の決定的な違いは「火力の推移」と「沸騰時間の長さ」にあります。
おかゆモードは、水分が多い状態でも吹きこぼれないよう弱めの火力でじっくりと温度を上げ、お米のデンプンを糊化(こか)させるプログラムになっています。そのため、水分比率が高い「3倍がゆに近い軟飯」を生米から内釜で直接炊く場合は、吹きこぼれ防止のために「おかゆモード」を選択するのが鉄則です。
一方、通常炊飯モードは強火で一気に沸騰させるため、内釜で多量の水を入れて炊くと蒸気口から糊状の泡が激しく吹きこぼれるリスクがあります。ただし、前述の「湯呑みを使った同時炊飯」を行う場合は、大人用のご飯を炊く基準に合わせて「通常炊飯モード(または白米急速モード以外)」で問題なく仕上がります。