米エヌビディアを筆頭とするグローバルなAI熱狂は、日本の製造装置・材料メーカーへ決定的な恩恵をもたらした。しかし、現在押し寄せているのは第2次ビッグウェーブだ。単なるハードウェアの供給にとどまらず、エッジAIの社会実装やデータセンター向け電力インフラの刷新に関わる生成AI関連銘柄へ、資金のシフトが明確に起きている。
半導体産業のシリコンサイクルは、AI需要という強力な構造的要因によって従来の3〜4年周期を超えた拡大期に入った。シリコンウェハー、レジスト、検査装置といった世界シェアトップを誇る日本企業群は、国際的な地政学リスクの中でも極めて高い参入障壁を誇り、中長期の株価上昇を牽引する主役に位置している。