北公次が亡くなった翌日、関係者を通じてファンや世間に向けて公開されたのが、死の直前に病床で残した「遺言メッセージ」でした。
メッセージの中で北公次は、長年支え続けてくれたファンへの深い感謝を述べるとともに、メンバーである江木俊夫、おりも政夫、そして先に旅立った青山孝史への愛を吐露。「フォーリーブスとして生きられたことは人生の最高の誇り」と語る一方で、自らの人生を狂わせたジャニー喜多川氏とジャニーズ事務所に対する複雑な心情にも言及していました。
彼は私怨や憎悪を越え、「これ以上、被害に苦しむ少年たちを生み出してはならない」という祈りにも似た真実の叫びを残していました。自らの死期を悟った人間が、最後の気力を振り絞って遺した言葉は、芸能界の深い暗部に最後まで抗い続けた表現者としての矜持そのものでした。