睡眠環境を整えるための各種機能が、予期せぬ形でアラームを阻害しているケースも目立ちます。特に注意すべきポイントを整理しました。
1つ目は、集中モードおやすみモード設定と「ヘルスケア」の連動です。iOS標準の「時計」アラームは集中モードを貫通して鳴動しますが、ヘルスケア睡眠スケジュール内で設定された起床アラームは、通常のアラームとは別に独自のサウンドや音量設定を持っています。睡眠スケジュール側のサウンドが無音や優しいメロディに設定されていると、目覚ましとして機能しない事態に陥ります。
2つ目は、Bluetoothイヤホン接続解除の忘れです。就寝前にワイヤレスイヤホンで音楽を聴いたまま眠ってしまったり、別室にあるBluetoothスピーカーと接続されたままになっていたりすると、アラーム音が本体スピーカーではなく接続機器側から出力されてしまうトラブルが発生します。標準アラームは原則として本体スピーカーからも鳴る仕様ですが、アクセサリのファームウェア仕様や通信状態によっては出力先が混乱することがあるため、就寝時はBluetoothをオフにするか接続を切断しておくのが賢明です。
なお、App Storeからダウンロードしたサードパーティ製の目覚ましアプリは、iOSの仕様上バックグラウンド制限を受けやすく、マナーモードやおやすみモードの影響を直接受けて消音されてしまいます。確実性を求めるなら、標準の「時計」アプリを使用することが鉄則です。