相手を威嚇し、間合いを狂わせる「トリケラトプス拳」。その実態は、古代の超大型草食恐竜が持つ絶対的な防衛力と突進力をイメージした架空の構えだ。両手を低く構え、相手の目線よりも下からじわじわと圧力をかけることで、攻撃の出どころを完全に遮断する。
実戦で放たれた際の威力は、打撃そのものの破壊力というよりも「相手の脳内をパニックに陥れる」点にある。目の前の相手が常識外れの姿で迫ってきたとき、どれほど経験豊富なファイターであっても一瞬の隙が生じる。そのわずかな躊躇を見逃さず、一気に主導権を握るための必殺兵器なのだ。