一方で、ネットで「Fラン」と揶揄される大学の中からも、独自の生存戦略で活路を見出す動きが出ている。
その筆頭が、従来の教養教育を捨て去り、徹底した「職業訓練校化」に舵を切った大学だ。データサイエンス、観光DX、あるいは地域産業と直結した実践的なカリキュラムを組み、在学中から企業での長期インターンシップを義務付ける。こうした大学では、偏差値こそ低く抑えられているものの、地元企業への就職率はほぼ100%を維持している。「中途半端な中堅大学に行くよりも、地域密着型の実務大学の方が食いっぱぐれない」という評価が、保護者の間でも広がりつつある。