時刻を表す際に用いる「AM」は、ラテン語の「ante meridiem(アンテ・メリディエム)」の頭文字を取った略語です。「ante」は「〜の前」、「meridiem」は「正午(南中)」を意味しており、直訳すると「正午より前=午前」となります。日本語の「子午線(しごせん)」という言葉の通り、太陽が天頂の子午線を通過する瞬間を基準にした天文学的な表現がベースになっています。
対する「PM」は、同じくラテン語の「post meridiem(ポスト・メリディエム)」の略で、「正午より後=午後」を指します。「post」は「ポストシーズン」や「ポストモダン」といった言葉にも使われる「〜の後」を意味する接頭辞です。
英語圏で午前と午後 英語表記を用いる場合、大文字の「AM / PM」だけでなく、小文字表記の「a.m. / p.m.」やスモールキャピタルも広く使われます。ピリオドを付ける場合は「両方の文字の後ろに打つ(a.m.)」のが正式な英文法ルールであり、「a.m」のように片方だけ打つのは誤りとなります。