1996年4月20日生まれ、埼玉県出身の大谷玲凪。彼女のキャリアを語る上で欠かせないのが、橋田壽賀子脚本の金字塔『渡る世間は鬼ばかり』での本間本花役です。医師である本間英作(植草克秀)と長子(藤田朋子)の間に生まれた一人娘として、第4シリーズから登場。複雑な家族関係や思春期の葛藤を等身大で演じきり、名だたる名優陣の中でも際立つ存在感を放っていました。
当時の視聴者にとって、彼女の成長はまさに親戚の子供を見守るような感覚であり、「渡鬼の子役」として抜群の知名度を獲得しました。しかし、撮影スタジオでの多忙な日々を送る傍ら、彼女の胸の奥にはもうひとつの大きな夢が芽生えていました。