企業やEC事業者にとっても、このプラットフォームの変化は無視できない巨大な機会となっている。2026年のマーケティング現場では、単に美しいフィード投稿を並べるだけでは売上に直結しにくくなった。勝ち組企業が注力しているのは、投稿から直接DMへとユーザーを誘導し、そこから個別のアプローチを仕掛ける「対話型コマース(Conversational Commerce)」の展開である。
例えば、「コメント欄に指定のキーワードを打ち込むと、詳細URLや割引クーポンがDMで自動送信される」というオートメーションツールの導入が急速に進んだ。ユーザー側はわざわざ検索エンジンに切り替えて調べる手間が省け、企業側は熱量が高まった瞬間の顧客に対してダイレクトにアプローチできる。結果として、従来のLP(ランディングページ)誘導型広告と比較してCVR(顧客転換率)が2倍以上に跳ね上がるケースも珍しくない。