かつての池袋東口といえば、巨大な百貨店とサンシャイン60へ続く歓楽街のイメージが強かった。しかし、近年の都市整備と「国際アート・カルチャー都市」構想の進展により、その街並みは激変した。Hareza池袋や中池袋公園の整備によって、かつてない人の流れが生まれている。
この変化の波の中で、同施設は独自の立ち位置を堅持している。騒々しい雑踏とは一線を画す、落ち着いた木目調のインテリアと開放的な吹き抜け構造。熱狂的なサブカルチャーの熱気を受け止めつつ、日常の上質な時間を提供するクッションのような役割を果たしている点が興味深い。