『世界の果てまでイッテQ!』の魅力は、笑いと涙が隣り合わせにある点だ。番組MCの内村光良は、みやぞんの演奏が終わるたびに「あいつは本当に凄い」「笑いに持っていこうとしたのに感動しちゃったよ」と惜しみない賛辞を贈り続けてきた。
挑戦の裏には、カメラが回っていない時間帯の血の滲むような努力があったという。ロケの合間、移動中のバスやホテルの一室でも、彼は睡魔と闘いながら指が擦り切れるまで弦を押し続けていた。疲れ果てたスタッフを励ますように、ひょうひょうとした笑顔で歌を口ずさむ姿。本番の一発勝負で見せた奇跡的なソロフレーズと、演奏終了後に溢れ出た本音の涙。その落差こそが、視聴者の心を揺さぶって離さない最大の理由なのだ。