旧車市場において、スカイラインジャパンの立ち位置は数年前と比べて完全に様変わりしました。かつてはハコスカ(C10)やケンメリ(C110)と比較して手頃な価格帯で入手可能だったものの、現在は歴史的な価格高騰が続いています。
現在の中古車相場を見ると、日常走行が可能なコンディションの2000GT系で400万〜600万円前後が実質的なスタートラインとなっています。さらに、状態の良い「GT-E・Sターボ」や「GT-EX」、あるいはフルノーマルの極上車となると700万〜900万円台を記録することも珍しくありません。
北米を中心とする「25年ルール」の適用以降、JDMカルチャーの世界的過熱によって海外流出が相次いだこと、そして新車登録から45年以上が経過して現存個体が淘汰されたことが価格を押し上げる主な要因です。ワンオーナー車やフルレストア済みの極上個体には、1,000万円を超えるプライスタグが付くケースも現実のものとなっています。