母親・叔母(参列者)といった立場の違いにより、求められる正装のラインは明確に分かれる。新郎新婦の母親であれば最高格である黒留袖や正礼装のマザーズドレスが基本であり、叔母や伯母、従姉妹などの親族であれば準礼装から略礼装のアフタヌーンドレスやきれいめワンピースが適している。立ち位置に応じた格式を把握することが、失敗しない装いの第一歩だ。
近年特に注目されているのが、ロング丈で洗練されたシルエットを持つ「マザーズドレス」の流行だ。フォーマルファッション業界のトレンド調査によると、体型カバー効果の高いAラインやラインを美しく見せるロングドレスが爆発的な人気を誇る。ぽっこりとお腹周りが気になる世代にとって、ハイウエスト切替やレースの袖切り替えは視線を上に集め、全体のバランスを格段に良く魅せてくれる。