この脳の錯覚を逆手に取った、新しいエンターテインメントも登場している。都内で話題の「感覚ハック・カフェ」では、VRゴーグルとヘッドホンを装着してかき氷を食べる体験が人気だ。提供されるのは、全く同じプレーンな砂糖水シロップがかかった氷。
しかし、ゴーグル内に映し出される映像が「レモン」に変わると、口の中に強い酸味を感じ、映像が「チョコレート」に切り替わると、濃厚な甘みと苦みを感じるという。テクノロジーによって脳のバグを意図的に引き起こすこの試みは、SNSで「脳がバグる感覚がヤバい」「味覚の概念が覆る」と大バズりしており、若者たちの間で新たなカルチャーとして定着しつつある。